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【出生から少年期と修行時代】
太陽神の父親ルーと、アルスター(アイルランド北東部地方)の王の妹デヒテラを母にもつ半神半人の青年。
幼少期に用いていた本名はセタンタ。7歳のとき、王の知人であった鍛冶屋のクラン宅の番犬を一人で倒してしまい
自らが番犬の代わりをする約束をしたことから『クランの猛犬=クー・フーリン』と名乗るようになる。
その10年後、クーフーリンは戦士となる修行をすべく、優れた武芸者であったスカアハにのいる影の国へ向かい、弟子入りを志願。
このとき兄弟子であり、親友にもなるフェルディアと出会い、共に切磋琢磨しながら修行に励んでいく。

【モリガンとの出会い】
ある日クーフーリンの前に戦女神のモリガンが現れ、愛の告白と戦での助力を申し出るも「女の力は無用」と一蹴する。
モリガンの怒りを買ったクーフーリンはその後幾度も戦中に彼女から命を狙われるが、意に介さず
逆に返り討ちにされ、深手を負ってしまう。そのときクーフーリンはとどめを刺さずモリガンの傷の手当をしてやる。
それ以来モリガンはクーフーリンの補佐となり常にそばにいるようになった。

【最期】
クーフーリンは自らに「犬の肉を食べない」「目下の者からの食事の招待を断らない」という誓いをたてていた。
そこを逆手にとられ、敵対するコノートの女王メイヴの罠にかかり自身の愛槍ゲイ・ボルグで体を貫かれる。
その際クーフーリンは体を石柱に縛りつけ、立ったまま最期を迎えた。
その時彼の肩にモリガンが姿を変えた烏が止まっていた。

【師匠を追って】
スカアハの手で現世に蘇りを果たし、フェルディアと共に再びスカアハの元で修行をしていたある日のこと
みあかしの所為により目の前で姿を消したスカアハ。とにもかくにも師匠を探しに兄弟子とブラウニー(着いて来た)と一緒に一路海へ。
航海の途中、大西洋の海域バミューダトライアングルに突入、現代日本へタイムスリップをしてしまう。



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