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【出生と魔眼の誕生】
フォモール族の王、ブーリンナクの息子として生まれる。後に王として君臨することになる。
バロールが子供の頃に、父親のドルイド(ケルト社会における祭司)たちが毒の魔法を準備しているときに
その毒の魔法の煙が目に入ったことにより、魔眼の力を得る。この魔眼は嵐を起こし、海を火の海に出来る威力。

【魔界から影の国へ】
23歳を迎えた年、父親から王位継承の意図を伝えられるも、一時それを拒否し、魔界からスカアハのいる影の国へ移住する。
(このとき既にアルスターとコノートの戦は終結しており、スカアハがクーフーリンフェルディアを蘇らせたあと)
スカアハの居城には近付けないため、影の国の端の荒れ果てた平野に住み、スカアハと兄弟弟子の修行の様子を観察している。

【現代日本へ】
ある日のこと日課と化していたスカアハと兄弟弟子の観察の最中、突然スカアハの姿が消えるのを目の当たりにする。
その後慌しく船出の準備をし、出航した兄弟弟子のあとを興味本位で着いていったバロールだったが
二人の乗った舟が荒波の中沈んでいくのを発見。助けるべきか否か迷っているうちに自らも荒波に攫われる。
渦巻く海の中で舟の残骸を見つけ、必死で後を追うも見失ってしまったまま気付くと見知らぬ海(恐らく日本海)へと辿り着いていた。


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