【出生と少年期】
コノート（アイルランド北西部）生まれ。上位中流階級で育ち、勇士である父親フェルグスの元武芸の稽古をつけられる。
しかしその後アルスターとの戦で両親を亡くし、以後16歳まで他の孤児と共に教会で育てられる。10歳を過ぎた頃から年下の子供たちの世話役に。

【弟子入りと弟弟子】
父親の背を追い、修行の為にスカアハの元へ赴き、スカアハの住む影の国（冥界）への多くの障害を潜り抜けたフェルディアは弟子入りを認められる。
父親と同じ勇士となることを目指してたが、スカアハから戦士としての技量を見込まれ、戦士となるべく技術と武芸を仕込まれた。
16歳から修行を始め、その2年後にクーフーリンが弟子入りしてきた為、クーフーリンの２年上の兄弟子。（フェルディア18歳・クーフーリン17歳）
クーフーリンと武道を切磋琢磨しつつも孤児時代の経験もあり、自然と彼の身の回りの世話も焼くようになる。

【クーフーリンとの対決と最期】
クーフーリンの強さに危機感を覚えたコノート（アルスターと敵対する国）の女王メイヴにクーフーリンとの戦いを命じられる。
女王の命令には逆らうことができず、フェルディアは弟弟子であり親友であったクーフーリンとの戦を強いられた。
二人は４日間戦い続けた後、クーフーリンの槍で貫かれ最期を迎え、彼の手で手厚く葬られる。

【現代日本へ】
蘇り後、修行の最中みあかしの悪戯で現代日本へ連れ去られたスカアハを追ってクーフーリン、ブラウニーと一緒に航海の旅へ。
その途中、大西洋沖でバミューダトライアングルに巻き込まれ、意図せず現代日本へと辿り着くことが出来た。